新卒女性社員が入社してから気をつけることシリーズ 第2回
- とみぃ卯月
- 5月2日
- 読了時間: 4分

前回の新卒女性社員が入社してから気をつけることシリーズ第1回では、いかに仕事の質にこだわって鍛えていくかというハードな話をしましたが、今回は「身だしなみ」について話します。
社会人の身だしなみは信用につながるので気を遣う
女性が「バリキャリ」になろうとした際に思い浮かぶのは2つのパターンではないでしょうか?
女性的な部分をかなぐり捨てて一心不乱に仕事の鬼として働く
若さや美しさを武器に人前に出て知名度を高めたり人脈を増やす
これはどちらも成功する可能性がありますが、どちらも極端ですし、さまざまな理由で「無理」となることが多いと思います。大事なのはしっかり仕事をする小綺麗な女性になることです。女性が小綺麗にすることを「男性に媚びている」とか「会社にイメージ売りを強要されている」とか思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。髪型、服装、メイクなどによってその人がどんなレイヤーや文化的グループに所属しているのかが判断されます。社会性を持った生き物であれば見た目からその人の性質を判断しようとすることは自然なことではないでしょうか?
信頼できて、コミュニケーション力のある人と思われるような見た目を作る身だしなみは仕事をする上で必要なツールになります。最悪のパターンで言うと「こんな人と一緒に仕事しているのを見られたくない」「こんな身だしなみの人を他社に連れて行けない」となってスーッと切られる可能性もあるのです。
それは顔の作りがどうこう、体型がどうこうとは違います。身だしなみなのです。

髪型で気をつけること
業界によっては黒髪でかっちりした髪型にする必要がないところはもちろんあります。それは業界の雰囲気に合わせましょう。ただ、きちんとするのか、おしゃれにするのかの違いはあっても、ボサボサで良いということはないわけです。不潔なのはもってのほかです。女性でもお風呂が嫌いな人、洗い方が雑な人がいたりしますが、髪の毛はきちんと頭皮まで洗ってください。頭の脂の臭い本当に人を不快にさせます。誰も指摘してくれませんが、何も言わずに「できるだけ会わないようにしよう」と判断されたりします。
美容院に行って定期的に髪を切る、染めている場合はプリン頭にならないようにする、朝はボサボサにならないようにヘアクリームなりヘアオイルなりジェルなりで整えてこざっぱりした髪型で仕事に出かけてください。髪が整っていないと疲れたように見えて良い印象を与えないですし、自己管理ができていなさそうという理由で信頼されない場合もあります。

服装で気をつけること
服装についても業界や社風で差はあります。ただ、こちらもきちんとしているか、おしゃれかの違いはあっても、なんでも良いというわけではないです。年齢不相応の若い服、極端に品質の低い服、極端に古い服は避けてください。特にセンスを売るようなビジネスの場合はおしゃれに見える服装にしないと説得力がなくなってしまいます。センスに自信のない人は会社のおしゃれな先輩におすすめのブランドを聞いて、お店の人にコーディネートしてもらいましょう。
また、服ももちろん清潔感が重要です。しわしわ、よれよれの服、汚れた服を着て会社に行かないようにしましょう。バレないと思っているかもしれませんが、バレています。あと髪と同じように洗っていない体と服の臭い(雑菌臭)も周りに迷惑をかけます。体も服もきちんと洗ってください。

メイクで気をつけること
女性の皆さんはメイクで顔の印象がかなり変わるのはよくご存知かと思います。メイクはまさに自分がどう見られたいかを表現するのに良い方法です。ビジネスの世界で戦っていく上で自分はどういうキャラクターでどういう特徴を持った人材として認められたいか、その印象をメイクで作ることができます。華やかなメイク、クールなメイク、ビシッとしたメイク、大人っぽい落ち着いたメイクなど、自分が与えたい印象に合わせて工夫をしましょう。
メイクのテクニックは「お絵描き」要素もありますので練習で鍛えていく必要があります。得意な人、不得意な人もいるでしょう。不得意な人は動画や雑誌を見ながらぜひ家でメイクの練習をしてください。また、メイクの練習とともに鏡を見ながら話をして、話している時の表情もチェックしましょう。繰り返し言いますが、媚びるためではありません。自分が与えたい印象を自分でどう演出するか、そこが重要なのです。
第3回はオツボネサマの攻略法について書きます!
職場にメンターやコーチがいない場合は私にご相談いただくのもひとつの手です❤️
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